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2016年10月1日ブログ
今やクリスマスに次ぐ一大イベント、『ハロウィン』が今年もやってきます。
2010年に380億円だったハロウィン市場は、わずか4年で約3倍に拡大し、2014年には1000億円の大台を突破。昨年は約1200億円だったそうで、ついにバレンタインデーの1100億円を超えてしまいました。夏休みが終わる前から、すでにお店やネットショップでは様々なハロウィンのデコレーショングッズや仮装グッズがあふれています。そう、ハロウィンと言えば“仮装”ですね!
フリマアプリ「フリル」を運営する、株式会社Fablicが実施したアンケート調査では、なんと回答者1,214名のうち半数以上もの人がコスプレをしたいと回答し、今年も多くの方が仮装をして楽しまれることが予想されます。
ところで、何故ハロウィンには仮装をするのでしょう?
そもそもハロウィンとは、アイルランド地方に住んでいた古代ケルト人が行っていた秋の収穫祭や悪魔祓いの儀式が起源とされています。紀元前のケルト人の暦では、11月1日が新年だったため、10月31日は大晦日にあたります。この日には亡くなった人の魂が家族のもとに帰ってくると信じられていました。まさに「盆と正月が一緒に来た」という感じですね。ただ、同時に悪霊や魔女もやってきて、生きている人間から魂を奪うと言われていたため、人間だと気づかれないように魔物と同じ格好の仮装をするようになったのだそうです。
その後、長い歴史の中でキリスト教と融合し、11月1日の万聖節(諸聖人の日)の前夜祭として位置付けられるようになりました。現在の日本のハロウィンはそういった歴史的・宗教的要素とは関係のないお祭りとなっていますが、どうせなら楽しんじゃいましょう!今年は思い切って仮装して、ハロウィンに参加されてみてはいかがでしょうか?