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2016年07月1日ブログ

7月22日は『大暑』

7月、梅雨が明ければ夏本番。最近は異常気象で、夏が来る前に真夏日という言葉が飛び交うのも珍しくなくなってしまいましたが、いよいよ本当の夏がやってきます。
二十四節気のひとつ『大暑(たいしょ・だいしょ)』は、7月23日頃です。正確には、太陽黄経が120度になる日であるため、今年の大暑は22日になります。また、この日から立秋の前日までの期間を大暑ということもあります。
読んで字の如く、最も暑い頃という意味ですが、実際の暑さのピークは大暑のもう少し後になりますね。
相対関係にある「大寒」に比べると少しマイナーな感じではありますが、この日には動物園でシロクマや他の動物たちに氷のプレゼントをしたり、各地で打ち水のイベントが行われたりしています。打ち水は、元々は神様が通る道を清めるためにおこなわれていたのですが、江戸時代の頃には暑さを和らげるという意味合いが強くなっていたようです。

2003年からは毎年「全国打ち水強化月間」(7/22~8/23)に「打ち水大作戦」( http://www.uchimizu.jp/ )というプロジェクトが全国規模で開催されています。これは「江戸時代の庶民の知恵「打ち水」がヒートアイランド現象に対してどのような効果を持つのか、決められた時間にみんなでいっせいに打ち水をして、その効果を検証しよう、という壮大な社会実験」だそうです。ルールはたったひとつ、「日時を決めて残り湯などの二次利用水をつかって、みんなでいっせいに打ち水をする」とのこと。

効果的な打ち水は、朝か夕方に日陰や風通しの良い所にするのが良いようです。昼間の日向に撒くと、効果がないばかりか逆効果です。上手に打ち水をすれば、2℃ほど下げることができるそうですよ。猛暑が予想されるこの夏、エコな打ち水でうまく乗り切りましょう!

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