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2016年08月1日ブログ
今年から新しく8月11日は国民の祝日『山の日』となりました。これで「国民の祝日」は、年間16日になります。
ここ何年かで話題になっていましたので、ご存知の方も多いでしょうが、そもそも「山の日」って何? なぜ8月11日なのでしょう?
「山の日」は、7月第3月曜日の「海の日」と同じく自然に親しむ祝日として、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」という趣旨で制定されました。
実は「山」に関する祝日というのは、世界で初めてなのだそうです。国土の約7割が山という日本にふさわしい祝日ですね。
2010年、「山の日」の制定を目指して日本山岳会を中心に地方自治体や山岳関係の団体が「山の日」制定協議会を結成し、そのプロジェクトが始まりました。そして、2014年に制定され、2016年施行となったわけです。
「山の日」をいつにするかについては、当初は全国の多くの山の山開きである6月上旬、「海の日」の翌日、お盆前等、いくつかの候補がありました。その中でも夏休み中で社会的影響が少なく、且つお盆休みに繋がるとして、8月12日が有力候補だったようです。けれどもこの日は日本航空123便墜落事故(1985年)の日でもあり、祝日としてはふさわしくないとのことで、8月11日に決定されたそうです。
今年、上高地ではこの日に第1回山の日記念全国大会が開催されるほか、各地でイベントが開かれます。
この機会に、自然を感じに山へ出かけてみませんか?