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2025年05月1日ブログ

夏も近づく「八十八夜」は「緑茶の日」 おすすめの過ごし方を紹介!

『八十八夜』は雑節のひとつで、立春から数えて88日目の5月1日または2日にあたり、今年は5月1日になります。
この日は、春から初夏へ移り変わる節目の日とされ、農業においても非常に重要な意味を持っています。
昔から「八十八夜の別れ霜」という言葉があるように、この日を過ぎると遅霜の心配が殆どなくなると考えられてきました。つまり、農作物の種まきや田植え、新茶の収穫を始めるのにちょうど良い時期なのです。

「八十八」という数は、末広がりの「八」が二つも入った縁起が良い数字というだけでなく、「八」「十」「八」を組み合わせると「米」という字になることから、農作の豊作を祈願する日としても大切にされてきました。

また、唱歌「茶摘み」には「夏も近づく八十八夜」と歌われており、新茶の季節の到来を感じさせる代名詞となっています。
昼夜の寒暖差があるこの時期に摘まれた新茶は、茶葉の旨味や香りが豊かで、格別に美味しいのです。
八十八夜の新茶は栄養価が特に高いとされ、昔から「八十八夜に摘んだお茶を飲むと長生きできる」といった言い伝えもある縁起物です。

1990(平成2)年、公益社団法人日本茶業中央会がそんな「八十八夜」の日を“もっと多くの人に緑茶の魅力を知ってもらいたい”という願いを込めて「緑茶の日」と制定しました。
緑茶には、カテキンやテアニン、ビタミンCなどが豊富に含まれており、抗酸化作用やリラックス効果、免疫力向上など、さまざまな健康効果があるといわれています。

最近では、茶畑を眺めながら香り高い緑茶を味わえる茶畑カフェや、茶摘み体験ができる観光スポットなどが全国に増えています。自然をいっぱいに感じながら、新茶を五感で味わう…そんな贅沢な時間の過ごし方も良いですね。

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