2023年12月1日ブログ

12月1日は『映画の日』！寒い冬は映画館でのんびり過ごしませんか？

12月1日は『映画の日』です。

1896（明治29）年の11月25日～12月1日に、日本で初めての映画が神戸の会員制社交クラブ・神戸倶楽部で上映されたことにちなんで、その60年後の1956（昭和31）年に日本映画連合会（現・日本映画製作者連盟）が12月1日を「映画の日」と定めました。

この日本初の映画上映は、エジソンが1890年に発明した「キネトスコープ」を用いたものでした。キネトスコープとは、現在のようなスクリーンに映写されるものではなく、高さ1.2mほどの装置の中に装填されたフィルムそのものを上部ののぞき穴から見るというもので、1台で一人しか見ることができないため、その人気はあまり長くは続かなかったようです。

今日の映画の原型となったのは、フランスのリュミエール兄弟が1895年に発明した「シネマトグラフ」という機械で、これは映画の撮影機・現像機・映写機の機能を兼ね備えたものでした。こちらは複数の人が同時に楽しめるので、一世を風靡しました。

日本初の映画上映から130年近くの時が流れ、現代ではサブスクやレンタルなどTVやタブレットなどで映画を楽しむ人も増えていますが、最新の撮影技術や上映技術が駆使された映画を満喫するなら、やはり映画館で鑑賞するのがおすすめ。

映画の日には、「映画サービスの向上」や「映画を劇場で観ることの魅力をより多くの人に知ってもらう」という目的があります。

一般社団法人映画産業団体連合会（映団連）では、毎年この日に｢映画の日｣中央式典を催し、映画産業に長年勤続した方、映画産業の伸張に功績がある方をたたえています。昨年は、「ドライブ・マイ・カー」（濱口竜介監督）の製作委員会と、「名探偵コナン」の作者・青山剛昌氏が特別功労賞を受賞し、全国の映画館には感謝状が贈られました。

そして、12月1日は多くの映画館で割引価格が適用されます。1,000円～1,200円程度で映画を見られる映画館が多く、普段よりもお得に好きな作品を楽しめます。

寒い冬にはあったかい映画館の大スクリーンでポップコーン片手に映画を楽しみませんか？
いやぁ、映画って本当にいいもんですね!!

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