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2023年02月2日ブログ

2月23日は『富士山の日』! 富士への思いを募らせてみませんか?

富士山

2月23日は「ふじさん」「ふじみ」の語呂合わせで『富士山の日』です。
近隣の小中学校などでは富士山に親しむため、この日を休日にするケースが多くみられました。
しかし令和に入って2月23日が天皇誕生日になったことから、現在は国民の祝日になっています。

「富士山の日」がいつ制定されたのかは、長い歴史がありそうな気がしますが、平成になってからのこと。
1998(平成10)年、富士山を後世に継承するための全国的運動の原点とするために、静岡県と山梨県が連携して制定した「富士山憲章」というものがあります。この憲章に基づき、富士山について学んだり考えたりする日として、2001(平成13)年に山梨県河口湖町が、続いて2009(平成21)年に静岡県が2月23日を「富士山の日」としました。

けれども、実はそれより以前の1996(平成8)年に、「富士山の日」が日本記念日協会に登録されています。これは富士山をテーマとした活動を行っているパソコン通信上の「山の展望と地図のフォーラム(FYAMAP)」が制定したものです。

日本が世界に誇る世界遺産・富士山。「富士山の日」をきっかけに、知識を深めてみてくださいね。
では、ここで富士山トリビアをいくつかご紹介しましょう。

  • 富士山頂は何県?…静岡県と山梨県の県境を跨いでそびえ立つ富士山ですが、山頂はどちらの県にも属していません。八合六勺(標高3,360m)から上は「富士山本宮浅間大社」の私有地なのですが、どの県にも属さないので登記はできないそうです。
  • 富士山ができたのはいつ?…元々2000m級の山が3つあり、何度も噴火を繰り返すうちに溶岩や火山灰が堆積して、約1万年前にほぼ現在のような形になりました。
  • 幻の富士六湖って?…河口湖、山中湖、西湖、本栖湖、精進湖に続く6つ目の湖「赤池」をご存じでしょうか。普段は枯渇していますが、数年に一度、大雨によって精進湖が増水すると現れる不思議な湖です。
  • 一番遠くから富士山が見えるのはどこ?…地球は丸いので、3776mの富士山が見えるのは計算上では約219kmとのこと。
    しかし高い場所ならそれより遠くても見えるので、最も遠いのは和歌山県那智勝浦町の色川富士見峠(標高約900m)だそうです。
    富士山までの距離はなんと約323kmもあります。

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