madecom times
2015年02月1日ブログ
2月の声を聴くと男性も女性もなんとなくそわそわしてしまうのがバレンタインデー。
3世紀のローマ帝国皇帝クラウディウス2世が兵士達の戦意に支障をきたすとして結婚を禁止しており、それを憂いたバレンタイン司祭は秘密で恋人たちを結婚させていたため、皇帝の怒りをかって処刑されたのが2月14日。これがバレンタインデーの由来というのが定説ではありますが、これは宗教上の創作という説もあり、定かではありません。
しかし今や由来なんかどこへやら。チョコレート会社の陰謀だろうが何だろうが、もはや日本人の生活からこの日を外すことはできませんね。
日本で最初にバレンタインチョコレートを発売したのはモロゾフ。アメリカ人の友人を通じて2月14日に贈り物をする欧米の習慣を知ったモロゾフの創業者が、1932(昭和7)年にお洒落なバレンタインチョコレートを売り出しました。
1958(昭和33)年にはメリーチョコレートが東京のデパートで初めてのバレンタインセールを行います。けれどもこの時の売り上げは50円の板チョコレート3枚と20円のメッセージカード1枚の計170円だけだったとか。その後工夫を重ね、ハート形のチョコレートに名前とメッセージを入れられるようにしたところ、売り上げが伸びたそうです。
そのメリーチョコレートが毎年「バレンタイン今どき川柳」というのを募集していて、今年で18回目になります。下に紹介したのは優秀作10句です。その他の入選作もメリーチョコレートのサイト( http://www.mary.co.jp/senryu/senryu_2015.html )で見れますよ。
・ありのまま 報告しよう チョコの数
・もしかして ダメよダメ元 勇気チョコ
・義理チョコも 心に灯る LED
・チョコ渡し 壁ドンされる イメトレ中
・我が想い こぴっと込めた チョコきみに
・馴れ初めは 余った義理チョコ これも縁
・チョコ渡し いいトモ終了 いいカレへ
・チョコ渡す 父と夫が いる平和
・パパにチョコ リスクはゼロで ハイリターン
・還暦に 米寿の母の チョコ届く