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2016年05月1日ブログ

5月といえば『端午の節句』

木々の緑が色鮮やかになり、花々も咲き誇る5月。
そして5月といえば、5月5日の『端午の節句』。
端午の節句では「鯉のぼり」や「菖蒲湯」といったものが印象的ですが、特に菖蒲に関しては「なぜ菖蒲なの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、端午の節句は「菖蒲の節句」と言われていたこともあるのです。
その昔、5月というのは悪月とされていました。物忌みの月とも言われており、文字通り、良くない月とされていたのです。そのため、その邪気を祓うために菖蒲を使っていたのです。
菖蒲は昔から薬草として使われており、その良い香りは邪気を祓うと言われてきました。
端午の節句というのは、もともと厄病を祓うための節句でもありますので、男の子やご家族の無病息災を願って菖蒲湯に入るようになったのです。
また、鯉のぼりについてですが、これに関しては「なんとなく縁起がいい」くらいに考えている方も多いのではないでしょうか。
「鯉の滝登り」という言葉がありますが、この言葉は実は故事に由来しています。滝を遡っていく魚は多くいるのですが、その中で鯉だけが滝を登りきって最終的には龍となるという話があるのです。こういったこともあり、鯉というのは立身出世のシンボルなのです。
滝を登っていく鯉をイメージしたものが鯉のぼりで、もともと男の子が生まれた喜びをアピールするために飾られていました。
将来的に一家の大黒柱となっていく男の子だからこそ、鯉のぼりは必要なものなのでしょう。
人間関係が希薄になりつつある現代社会ですから、こういった行事を通して人と人との触れ合いというものをしておきたいですし、その素晴らしさをお子さんにも伝えていきたいものですね。

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