ホームページ作成を外注する際には、どの業者に依頼するかを最初に選択することになります。業者選びは（ホームページ作成に限らず）後の結果に大きな影響を及ぼすことになります。そこで、三重県でホームページ作成を外注する際の業者選びのコツを、3つのポイントに分けて解説します。

1つ目の選定ポイントは「会社の規模や実績」を見ることです。意外と安易な基準を持ってきたように思われるかもしれませんが、実は極めて重要なポイントでもあるのです。

ホームページ作成の仕事は、端的な話をすれば「オフィス不要」「パソコン1台」「従業員1人」という超小規模な形態でも可能です。中には優秀な人材が1人で始めていて、後に大成することもあるかもしれませんが、それはほんの一握りです。

実績も少なく社歴も浅い小規模な会社は、数年で倒産してしまうこともあります。ホームページ作成は一度作ってしまえばそれで終わりではなく、数年単位での運用が必要不可欠です。もし、作成を依頼した会社が数年後には倒産していたとなれば、最悪の場合はホームページを一から作り直さなければならなくなります。

必ずしも相応の規模を持った業者でなければならないというわけではありませんが、事業開始から何年も経過している業者であれば、安心してホームページ作成を依頼できるでしょう。

2つ目の選定ポイントは「相見積もり」です。これはどんなサービスでも行う手法であり、費用面を中心とした業者の選定において重要なアクションとなります。ただし、相見積もりは必ずしも万能の選定ツールとはなり得ない点に注意が必要です。

見積もりを依頼する際は、「提案は同じ条件で行う」ことが大切です。相見積もりに際しては各業者に提案依頼書を出しますが、これにズレがあると同じ条件での比較ができなくなり、優秀な業者を探すことが難しくなる可能性があります。

また、「価格重視が行き過ぎると、優秀な業者が撤退する」ことも考慮しておいてください。相見積もりは費用面での比較も重要なポイントであり、企業としてはできるだけコストを削減したいところです。しかし、あまりにも露骨に費用を抑えようとすると、優秀な業者ほど早々に撤退してしまいます。逆に事業規模が少なくてどうしても仕事が欲しい業者ほど、コストを下げる傾向にありますが前述のデメリットの問題があります。

価格重視で安い金額で依頼した場合、完成したホームページの出来が満足いくものではなかったということにもなりかねません。費用対効果のバランスを考慮して、見積もり結果から業者を選定してください。

3つ目の選定ポイントは「担当者との相性や提案内容」についてです。前述のとおりホームページ作成は数年単位での付き合いとなりますので、担当者との相性が良くないと長続きするのが難しくなります。

また、担当者からの提案内容が優れていることも選定ポイントとして重要です。ホームページ作成の最終的な目標は「利益につながること」です。そのためには、ホームページ作成の専門家である業者の意見は重要な要素となります。しかし、業者によっては依頼主の意向のみを重視して、製作者側の意見を全く出さないところもあります。スムーズに進む反面、完成したホームページから得られる利益は少なくなる可能性が高いです。

例えば今の時代でしたら、スマホ対応は必須です。そのような時代に即した知識をホームページ作成業者から提案しないことは依頼主の不利益につながります。そのため、会社の利益になる提案をしてくれる業者を選ぶことをオススメします。