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2026年03月1日IT・パソコン豆知識
iPhoneで撮影した写真をWindowsパソコンに取り込むと、「この形式は開けません」と表示されることがあります。
これは写真の拡張子が「heic」になっているためです。
HEICは「HEIF(High Efficiency Image Format)」という規格をもとにした画像形式で、JPEGよりも高い圧縮率を持ちながら画質を保てるのが特長です。
ファイルサイズはJPEGの約半分程度に抑えられ、保存容量を節約できるほか、撮影日時や位置情報などのメタデータも保持できます。
また、複数の画像を1つのファイルにまとめられるため、iPhoneのLive Photosにも利用されています。
ただしWindowsでは標準状態では対応していない場合があり、そのままでは表示できません。
対処法はいくつかあります。
まず今後撮影する写真については、iPhoneの[設定]→[カメラ]→[フォーマット]で「互換性優先」を選ぶと、JPEG形式で保存されるようになり、Windowsでもそのまま開けます。
すでに撮影済みのHEIC写真は、Web上の変換サービスを使ってJPEGに変換できます。
専用ソフトのインストールが不要で、ブラウザから画像をアップロードするだけで変換できるため手軽です。
複数枚をまとめて処理できるサービスもあり、大量の写真にも対応できます。
また、GoogleフォトにHEIC画像をアップロードすれば、ブラウザ上でそのまま閲覧でき、ダウンロード時にJPEG形式へ変換することも可能です。Googleアカウントがあれば無料で利用できます。
このほか、Windowsに拡張機能を追加してHEIC形式を直接表示できるようにする方法もあります。
Microsoft Storeから対応する拡張機能をインストールすると、通常の写真と同じように開けるようになります。
HEICは容量効率と高画質を両立した便利な形式ですが、利用環境によっては互換性に注意が必要です。
用途や操作のし易さに応じて、保存形式の変更、変換サービスの利用、拡張機能の追加を選ぶとよいでしょう。
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