BLOG

madecom times

2026年10月1日IT・パソコン豆知識

いざという時のために!災害時に役立つスマホの通信対策

災害時、スマホは命を守るための重要な情報源になります。
しかし地震や豪雨などの発災直後は、多くの人が一斉に連絡を試みるため、電話回線が混雑し、つながりにくくなることがよくあります。
こうした状況で確実に情報を伝え、家族の安否を確認するためには、平時から通信手段を理解し準備しておくことが欠かせません。

まず基本となるのは「通話より軽い通信を使う」ことです。
電話は回線を長時間占有するため、災害時にはつながりにくくなります。家族や知人への連絡は、SMS・メール・LINEなどの短いテキストで「無事」「現在地」「次の行動」を簡潔に伝えるのが最も確実です。
画像や動画は送らず、スマホの低データモードや省電力モードを活用してバッテリー消費を抑えましょう。

安否確認には、NTTの「災害用伝言ダイヤル(171)」や「災害用伝言板(Web171)」が役立ちます。
171は自宅や家族の電話番号を使って音声メッセージを残せるサービスで、災害用伝言板は携帯番号をキーに文字情報を登録できます。これらは毎月1日と15日などに体験利用ができるため、家族で一度試しておくと安心です。

さらに、LINEが提供する「安否確認(Safety Check)」機能も非常に便利です。
大規模災害が発生すると、LINEアプリに安否確認の通知が届き、「無事」「被害あり」など自分の状況をワンタップで登録できます。登録した情報は友だちが一覧で確認できるため、個別に連絡を送る必要がなく、通信負荷を減らしながら安否を共有できます。
また、自治体や企業がLINE公式アカウントを通じて安否確認を行うケースもあり、地域の防災体制と連携した情報収集が可能です。

通信インフラが被災した場合に備え、携帯各社が導入を進めている「JAPANローミング」も知っておきたい仕組みです。
これは自分の契約キャリアの基地局が使えない時、他社のネットワークを一時的に利用できる制度で、通信の“最後の砦”となります。ただし、利用できる通信内容や端末の対応状況には条件があります。

また、大規模災害時には避難所や公共施設で無料Wi-Fi「00000JAPAN」が開放されることがあり、携帯回線が不安定でも情報収集が可能になります。

さらに近年は、LINEの「衛星モード」など新しい通信手段も登場しています。これはスマホが衛星と直接通信することで、地上の基地局が使えない状況でもテキストメッセージや位置情報の共有ができる仕組みです。対応キャリアやプランがあるため、事前に確認しておくと安心です。

最後に、家族や職場で「連絡ルール」を決めておくことが重要です。
集合場所や避難先を複数パターンで共有し、災害発生直後は無理に連絡を試みず、落ち着いたタイミングで安否を登録するなど、行動の優先順位を決めておきましょう。
スマホの充電手段も備えておくと、長期の停電でも安心ですね。

top > IT・パソコン豆知識 > いざという時のために!災害時に役立つスマホの通信対策

このページの先頭へ戻る
メールでのお問い合わせ

お問い合わせ

ご質問やご相談など、お気軽にお問い合わせください。
TEL:059-366-0888