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2019年12月2日IT・パソコン豆知識
今年6月より一部の国でMicrosoftのオンラインストレージOneDriveの新機能『個人用Vault(Personal Vault)』が開始されていましたが、10月より日本でも利用できるようになりました。
アイコンが表す通り「Vault」」=「金庫」という意味で、「個人用Vault」とは、“重要なファイルを厳重に保管するためのフォルダー”です。
ロック解除には2段階認証による本人確認が必要になります。
現時点では、Web、Windows 10、モバイルアプリ(iOS/Android)で利用することができます。
「個人用Vault」を利用するには、まず最初に設定を行います。
OneDriveフォルダ内の上記アイコンをダブルクリックするとウィザードが表示されますので、指示に従って本人確認を行うことで利用可能となります。
以後、フォルダにアクセスする度に本人確認によるロック解除が必要となります。認証方法にはいくつかありますが、モバイルアプリ「Authenticator」を用いた認証方法が便利です。こちらも併せてインストール/セットアップしておくとよいですね。
「個人用Vault」へのフォルダやファイルの保存方法は、通常のOneDrive内のフォルダと同じです。モバイルアプリの場合は、直接カメラでスキャンして保存することもできます。また、一定時間操作がないと自動的にロックされるので、安心です。
但し、Office365 Home または Office365 Personalサブスクリプションを持っていない場合は、「個人用Vault」に保存できるファイルは最大3つまでです。
もし「個人用Vault」は不要・邪魔という場合は、設定画面から無効化して削除することもできます。
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