madecom times
2025年07月1日ブログ
一度は行ってみたい、一度行ったらもう一度行きたくなる、そんな豪華客船での船旅。
海に囲まれた日本には多くのクルーズ船が運航していますが、中でもよく知られているのが「飛鳥」です。
1991 年に初代「飛鳥」が就航し、その後2006 年に「飛鳥Ⅱ」が誕生、そして2025 年7 月にはさらに進化した「飛鳥Ⅲ」が就航します。
今回は、多くの人が熱い視線を注ぐ「飛鳥Ⅲ」の魅力について、詳しくご紹介いたします。
日本に寄港するクルーズ船は多くありますが、「飛鳥Ⅲ」はその中でも珍しい日本で誕生した船です。
初代「飛鳥」以来の34 年ぶりの新造船となり、大きな注目を浴びています。
「飛鳥Ⅱ」も新造船じゃないの? と思うかもしれませんが、こちらは元々あった「クリスタル・ハーモニー」という船が改装され、「飛鳥Ⅱ」として就航しました。
竣工の順では、「クリスタル・ハーモニー」が1990 年、初代「飛鳥」は1991 年のため、実は「飛鳥Ⅱ」の方が少し年上なんですね。
「飛鳥Ⅲ」も「飛鳥Ⅱ」も、ともに横浜港が母港です。
就航前の7 月11 日には、「飛鳥Ⅲ」と「飛鳥Ⅱ」が同時に横浜港へ入港し、命名式が開催される予定です。船内には入れませんが、シャンパンスプラッシュは横浜港大さん橋国際客船ターミナルの屋上から見学可能とのこと。
また8 月1 日には、同じく二隻の同時出港が予定されており、撮り鉄ならぬ撮り船ファンの方々も盛り上がっているようです。
「飛鳥Ⅲ」のコンセプトは「幸を編む 至福の船旅」
日本人のためのクルーズ船として設計され、日本のおもてなし文化と伝統美、そして環境に優しい最先端技術を融合させた最上級の客船です。
各所に展示されたアートも楽しめる洗練された船内、配慮が行き届いた接客。
全室にプライベートバルコニーが完備され、その日の気分で選べる6 つのレストラン、展望露天風呂やプールをはじめとするウェルネス施設やエンターテイメント、ショップなど、ずっと海の上で過ごしたくなる極上のひとときが待っています。
「飛鳥Ⅲ」のクルーズ予約は既に始まっており、公式サイト( https://www.asukacruise.co.jp/ )や旅行代理店から申し込めます。
初航海は「Maiden Voyage 函館・小樽」。その後は北海道のほか、四国、九州、済州島など、様々なプランが用意されています。
今年の11 月28 日に横浜港を出発する「横浜発 秋の四日市・大阪クルーズ」は、翌29 日の8 時~22 時まで四日市港に停泊予定ですので、興味がある方はぜひ出かけてみてください。「飛鳥Ⅲ」の優美な姿を間近で見られますよ。