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2025年01月1日ブログ

1月1日は『鉄腕アトムの日』! 年始に振り返ってみる?

世代じゃなくても、日本人なら知らない人はいない『鉄腕アトム』。特徴的な髪型のかわいい少年型ロボットです。
1月1日は『鉄腕アトム』の日に制定されています。それは、1963(昭和38)年の元日に鉄腕アトムのアニメ第1作がスタートしたことに由来しています。4年にわたって放送され、全193話。日本の第1次テレビアニメブームのきっかけとなりました。

原作は1952(昭和27)年4月~1968(昭和43)年3月まで光文社の雑誌「少年」に連載された漫画です。
手塚治虫氏の作品の中でも最も有名なもののひとつで、漫画もアニメも大ヒットしました。

1980(昭和55)年には、アニメ第2作がカラー版で放映。
さらに2003(平成15)年には、アニメ第3作の「ASTRO BOY 鉄腕アトム」もスタート。これは、アトムの誕生日である2003年4月7日に合わせて制作されたものです。

またこの同じ日には、手塚プロダクションのある埼玉県新座市で、アトムは市民登録されて特別住民票が交付されました。ちなみに世帯主はお茶の水博士です。

アトムの誕生日というのは、物語の中では交通事故でひとり息子を亡くした天馬博士が、息子にそっくりのロボットを作った日にあたります。
本当にアトムが誕生していたら、今年22歳を迎える計算になりますね。
天馬博士はそのロボットを息子のように可愛がるのですが、人間のように成長しないことに腹を立て、ロボットサーカスに売り飛ばしてしまいます。
サーカスでアトムと名付けられた後、“感情を持つロボットを人間と同じように扱う”という時代が訪れ、お茶の水博士に引き取られました。
そして、10万馬力のパワーと7つの力で悪と戦うアトムの活躍が始まるのです。

しかし、手塚治虫氏がアトムに込めたメッセージはもっと深いものでした。彼の著書「ガラスの地球を救え」によると、「アトムはロボット工学やバイオテクノロジーなど先端の科学技術が暴走すれば、どんなことになるか幸せのための技術が人類滅亡の引き金ともなりかねない、いや現になりつつあることをテーマにしているのです。一言で言えば、科学と人間のディスコミニュケーションということです。ディスコミニュケーションという点では、科学と人間もそうですが、いま地球と人類にそれが起きている。もっと地球の声に耳を傾けるべきだと思うのです」とあります。

年頭にあたり、このメッセージをしっかり受け止めて、2025年が地球と人類にとって良い方向に向かうよう祈ります。

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