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2022年11月1日ブログ
年に一度のビッグセール『ブラックフライデー』。今年は11月25日になります。
元々は、ご存じの通りアメリカの「感謝祭」(11月の第4木曜日)の翌日に、プレゼントの売れ残り品のセールが大々的に開催されることに由来します。
これを「ブラックフライデー」と名付けたのはフィラデルフィア警察だそうで、人々が集まって混雑し、犯罪も増えることから、警察にとっての「暗黒の金曜日」という意味合いだったそうです。
この言葉に不快感を持った商売人たちが「ビッグフライデー」という名称を広めようとしますが、結局「ブラックフライデー」として定着しました。
後に、地元の新聞社が「小売店が儲かって黒字になる」という解釈を付け、今ではこちらのポジティブな意味が一般的に浸透していますね。
日本でブラックフライデーが始まったのは2016年。この年、イオンやトイザらスなどがブラックフライデーセールを開催し、その後様々な業種が参入して年々広がりを見せています。
ちなみに、ブラックフライデーの3日後の月曜日は『サイバーマンデー』と言います。これは、感謝祭を地元で家族や友達と過ごした人々が自宅に戻り、今度はネットショッピングをすることに合わせたオンライン上の大規模セールのことです。
もちろんアメリカが発祥ですが、日本ではAmazonが12月の第2月曜日を日本版の「サイバーマンデー」として日本記念日協会に登録しました。本家のサイバーマンデーより2週間遅らせたのは、冬のボーナス支給時期に合わせたからだそうです。