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2022年04月1日ブログ
送信者を詐称したメールを送りつけて偽のWebサイトなどに誘導し、個人情報などを盗み取るフィッシング(Phishing)詐欺の一種で、最近非常に増えてきたのが、携帯電話のSMSを利用したスミッシング(Smishing)詐欺です。
典型的なのが、宅配業者を装った「お荷物のお届けにあがりましたが不在のため持ち帰りました。ご確認ください。」
といったものや、「ご登録の月額料金が未納となっております。ご連絡がない場合は法的手続きに移行します。」などです。
そこに
書かれているURLをタップすると偽のサイトが開き、表示された手順に従って操作を行うと、クレジットカード番号やID・パスワードなどの機密情報を入力させられたり、不正アプリやマルウェアをインストールさせられたりしてしまいます。
では、スミッシング詐欺の被害に遭わないためにはどうすればいいのでしょうか?
送られてきたSMS自体はウィルスではないので、SMSを開いただけで何かに感染してしまうような心配はありません。URLをタップしたり、電話をかけたりしなければ大丈夫です。
ちなみに、宅配業者各社は「ショートメールによるご不在連絡やお届け予定のお知らせは行っていない」と公式に表明していますので、そのようなSMSは全て詐欺です。該当するSMSを受け取ったら、すぐに削除しましょう。
もし、
その他の業種からのSMSの内容に心当たりがあったとしても、すぐにURLをタップせずに、公式サイトやカスタマーサポートに問い合わせるなどして確認してください。