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2025年08月1日IT・パソコン豆知識
今年7月のWindows11アップデートで、「クイック マシン リカバリー(Quick Machine Recovery)」という新しい自動修復機能が追加されました。
日本語では「迅速なマシンの回復」とも表記され、Windowsが正常に起動しなくなった場合に、自動的にネットワークを通じて修復を試みる機能です。
この機能は、何度も起動に失敗した時に自動的に「回復環境(WinRE)」に入り、インターネット接続が確立されると、Windows Updateを通じて最新の修正プログラムを探します。
修復可能な更新が見つかれば、自動的にダウンロード・適用し、パソコンを再起動して復旧を試みます。
解決できなかった場合でも、一定の間隔で自動的に再試行してくれます。
従来の「システムの復元」や「スタートアップ修復」と異なり、クラウドベースで最新の修正を取得できる点が大きな特徴です。
これにより、レジストリの破損や互換性のない更新による起動障害など、従来の方法では対応が難しかったトラブルにも対応できるようになりました。
この機能はWindows11のHomeエディションでは初期状態で有効になっており、ProやEnterpriseでは必要に応じて設定から有効にする必要があります。
設定は「システム」→「回復」→「クイック マシン リカバリー」から行えます。
また、今回のアップデートでは、エラー発生時に表示される画面も変更されました。
従来の「ブルースクリーン(BSOD)」が黒背景に刷新され、よりシンプルな情報表示になっています。
クイック マシン リカバリーは、突然のトラブル時にもユーザーの操作を必要とせず自動で復旧を試みてくれる、安心の
新機能です。いざという時のために、設定の確認をおすすめします。
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