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2024年09月1日IT・パソコン豆知識

『デジタル終活』のすすめ

デジタル終活

「デジタル終活」とは、スマホやパソコン、またはインターネット上に保管されている個人のデータを元気で判断能力があるうちに整理し、いざという時に家族などに伝えることができるようにすることです。

おおまかな作業手順としては、

  1. どんなデジタル遺品があるかを把握する
    …写真や動画、メールや連絡先、アカウント情報、ネット銀行やネット証券などの金融資産
  2. 「残すもの」と「処分するもの」に分類する
    …不要なデータの削除や、利用していないサービスの解約など
  3. 「デジタル終活」の内容が家族や友人に伝わるようにする
    …エンディングノートや終活アプリなどを活用しましょう

デジタル終活をすることのメリットは、遺産の相続漏れや申告漏れを回避できること、サブスク利用料などが発生し続けることを防げること、使わなくなったアカウントや個人情報を不正利用されないようにできること…などです。

本人でしか知り得ない情報なので、遺品が永遠に埋もれてしまうことのないようにしておきたいですね。
デジタルデータが生活に広く浸透している現代社会では、デジタル終活は年齢に関係なく重要性を増しています。
定期的に見直して最新の情報に更新しておくことも大切です。

「Googleアカウント無効化管理ツール」も、そんなデジタル終活のためのツールです。
一定期間Googleアカウントが利用されない場合に、信頼できるユーザーにデータを公開するか、Google 側でデータを削除するかを設定することができるというものです。

[Googleアカウントを管理]⇒[データとプライバシー]⇒[その他のオプション]⇒[デジタル遺産に関する計画]と進めていくと、「アカウント無効化管理ツール」のページが開きます。
ここで、使用されていないと判断するまでの期間とデータの取り扱い方を指定してください。

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