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2026年08月1日ブログ
8月21日は献血の日です。
1964年に「輸血用の血液を献血で確保する体制を確立する」という閣議決定がされた日が8月21日だったことから、献血の日が制定されました。
・当時の献血事情
戦後の日本では、まだ売血が認められていたため、献血による血液提供は2%程度だったそうです。
当時は、売血行為を繰り返す人が多く、提供される血液が薄くなり、血漿成分が目立つ「黄色い血」が増えていました。黄色い血は輸血に適さず、肝炎のリスクも高いことから大きな社会問題となり、現在の献血システムでの確保体制に変更されました。
その後、1969年には輸血用血液の100%を献血でまかなえるようになり、売血された血液を提供していた民間の血液銀行が、血液供給を停止。2002年には血液法によって、売血が法的に禁止されています。
・現在の献血事情
献血によって輸血用血液の100%がまかなえるようになった後、2026年現在まで、血液製剤が不足してしまった……という状況に陥ったケースはまだないそうです。
それなのに、どうして毎日のように街のあちこちで献血を呼び掛けているのか、その裏側には、血液製剤の有効期限が非常に短い、という事情があります。
外科手術で使用される赤血球製剤は採血後21日、止血に使用される血小板製剤は採血後4日しか使用できません。そのため、日々新しく献血を募り、血液製剤を作り続けなければ、現場で不足してしまいます。
また2027年は、出生数の多い団塊の世代のすべてが、75歳以上の後期高齢者になります。
多くの血液が必要とされる一方で、少子化が進んでいる背景もあり、来年以降は85人の献血者が不足すると見込まれる、2027年問題が課題になっています。
・献血に参加してみませんか?
少子高齢化が進む中、血液を安定して確保するためには、献血に行く人を増やす必要があります。
より献血を身近に感じてもらうために、東海北陸の献血会場では「献血未経験」の人を対象に、記念品のプレゼントキャンペーンが開催されています。
「献血をしたいけれど、待つのがちょっと……」という場合も、現在は献血ルームや献血バスの時間予約が可能です。時間が決まっていれば、お出かけついでに、さっと立ち寄れて便利ですよね。
献血ルームでは、お菓子や飲み物がサービスで提供されるだけでなく、献血中にDVDや漫画、雑誌を楽しめる場所もあります。暑い真夏の期間、水分補給と人助けを兼ねて、足を運んでみてはいかがでしょうか?