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2017年01月1日ブログ

“新年”のお話

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、そんな新年のご挨拶ですが、いつまで使えるのか悩ましいところですね。
地域によって差があるものの、一般的には1月7日(関西などは15日)までの「松の内」の間は新年の挨拶をしてもよいとされています。

松の内とは、門松やしめ縄などのお飾りを飾っておく期間です。けれども松の内を過ぎて新年の挨拶をしたからと言って、マナー違反というわけではありません。「ご挨拶が遅れましたが」と付け加えて「あけましておめでとうございます」とすれば、気持ちよくスタートが切れるのではないでしょうか。

ビジネスの場合は、仕事始めの日にご挨拶できればベストですが、その日に全ての取引先に直接伺うのが無理な場合は、まずメールでご挨拶をしておき、後日お会いした時にあらためて挨拶すれば良いでしょう。

では、「初詣」はいつまでにするのが良いのでしょうか?

そもそも初詣の由来には2つの説があります。ひとつは、古くより家長が大晦日から元旦にかけて氏神様祀られている神社にこもって祈りを捧げる「年籠り(としごもり)」という風習があったのですが、それがやがて大晦日の夜の「除夜詣」と元旦の「元日詣」とに分かれ、この「元日詣」が原形になっているという説。もうひとつは、自分の住まいから見て恵方にある神社や寺院にお参りする「恵方参り」から始まったものだという説です。

実のところ、いつお参りするかについては厳密なきまりはないようですが、こちらも元日から松の内の間というのが一般的でしょう。大晦日の夜から年をまたいでする「二年参り」もありますね。

また、喪中の場合は初詣を控えなければならないと思われがちですが、これは半分間違いです。神道では死は不浄なものと考えられているため、忌中である50日間は鳥居内に足を踏み入れることは許されませんが、それを過ぎれば大丈夫です。但し、やはり松の内の間は避けたほうが良さそうです。一方、仏教では死は穢れではないため、お参りしてもかまいません。むしろそんな時だからこそ、仏様に手を合わせたいものです。

それでは、今年が皆様にとって素晴らしい年となりますように!

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